好奇心を伸ばして行く
今は本当に良い時代。
どうしたら成功できるのか、どうしたらお金持ちになれるのか、ということを教えてくれる人が沢山いるし、ある程度のスキルならネットで簡単に調べられます。
でも、その割には成功してる人、少ないよねぇ・・・。
自己啓発という業界に身を置いて17年ですが、大人の変化、進化、成功を考えれば考えるほどやっぱり子供時代からの教育という点に行き着いてしまいます。
お客様の声その2のH.M.さんのご長男はプログラムの説明の時に同席していました。小学校2年生の彼はまだちょっと人見知りな感じで「テニスは楽しい?」って聞いても恥ずかしそうに首を傾げるだけの、比較的物静かで控えめな雰囲気のお子さん。
学校や家でもそんなに前に前に出る方ではないとのことでした。
プログラムを始められてからの様子は折に触れ、お父様から聞いていました。
物静かで落ち着いている雰囲気は変わらないようですが、行動に関してはどんどんアクティブになり、セルフモティベーションで動くようになり。小学生の彼が放つ言葉か?というような見事な発言の数々を聞くたびに、絶対に子供時代からの教育なんだ、と。
これはH.M.さんだけでなく他のお子様の様子を聞いてもそう思ってしまうのです。
そもそも、私たちが受けてきている教育の中には成功しないために教えられてきていることが山ほどあります。
例えば、「効率良く」という考え方。
つまりムダを無くせっていうことですが、これって本当に正しいのか?ってことです。
人間は本来、好奇心の塊。学習の本能は好奇心を満たすためのものです。
子供が3歳頃から「なんで?」「どうして?」としつこく聞いてくるのは溢れ出る好奇心がそのままダダ流れしているのです。
その好奇心が年とともに減ってしまい、なくなってしまって試験に受かる「だけ」とか親に認められるため「だけ」の勉強をする習慣がついてしまうと、自分の中にある「もっと知りたい」「もっと試して見たい」という気持ちが益々消滅していってしまいます。
そうすると、最終的には「必要最低限」の行動しかしなくってしまい、自らチャレンジしたり、トライしたりということを人生から除外してしまうのです。
日本の学校教育の現場の多くは「才能を伸ばす」というより平均的な人間をより多く作ることを目的としているようにしか思えないのです。
だから私たちの世代でも、必要最低限の努力で成功したい、必要最低限の投資で勉強したい、という考え方になり、結局成功していない人が多いというのが現実。
人にムダと言われようがそれをムダにしない生き方をすることを決意していれば無駄はムダじゃない、とイチローさんも言ってるしね。
そう考えると、私の人生は多くのムダの上に成り立っていると、しみじみ思います・・・。
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今日は戌の日って言って安産祈願の吉日。全国の水天宮さんにたくさんの妊婦さんがお参りに行く日です。
ある水天宮さんの近くを通りかかってたくさんの妊婦さんやお子さん連れの家族を見たせいかいつもよりも深く教育を考えた1日でした。
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