違和感ではないことを疑う

どこにでも居るのですが、教えてもらって、納得して、なのにそれをやらない、という人。

なぜ、聞いてきた?と思うのですが、結構多いですよね?

例えば、印象コンサルティングをした方の中には、なるほどーーーー!と深く納得してくださっているのに、なかなか自分に似合うスタイルに変えられない、という人も多いです。

もちろん、構わないのです。スタイルもその人の自由なんだから。

ただ、ちょっと変えるだけで印象がグンと上がるのに、それが出来ない(やらない)っていうのは、自分にとって違和感があるからか、または、あえて戦略として低印象から入って「なんだ、変な人かと思ったら良い人じゃん」「見た目よりかなり仕事できる人だ」みたいに思わせたいか(つまりキャラ設定)、どちらでしょうね。

後者に関しては、自分の実力とか能力に自信があるから出来ること。何も言うことはありません。

ちょっと考えたいのは「自分にとって違和感がある」から、と言う理由です。

自分にとっての違和感を受け入れることが出来ないから、これまで通りにしているってことは、確実に自分の中に現状維持の思考癖があるということになります。

「自分にとっての」という点を抜いて欲しくないのですが、自分だけそれを好ましいいと思えない、とか、しっくりこない、から今まで自分が良いと感じていること、快楽だと思っていたことを続けている、ということは自分の感覚とか感情とかセンスを疑うことを放棄していると言えませんか?

もし、今よりも自分を引き上げていきたい、と思っているならば、自分が快感を感じている世界、好ましいと思っている環境、居心地の良い構造から抜け出し、苦手でも嫌でももっと自分を高めてくれる場所に自分を連れていかなければならない、ということを認識し、その覚悟を決める必要があるのですよね。

自分を肯定するというのは、単純に自分をすごいと思うことではなくて、自分を疑い、自分を否定し、その先に見える世界さえも認めることです。自分を疑えなければ、自分を否定できなければ、これまでと異なる自分を作ることは出来ないのですから。

スタイル一つと言えども、侮ることなかれ。

そこにあなたの思考が、生き方が現れているのですよ。

 

 

※印象コンサルティングは「花鳥風月スタイル診断協会」のメソッドにて行っています。

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