それは目標ではありません

年末が近づいて来ると

来年の目標設定や行動計画を立てよう、という方も多いことでしょう。

私も以前、そう言っていた一人なので実感も含めてですが、自分がどうなりたいか?どのような人生にしたいか?という質問に対して「幸せになりたい」「自由に生きたい」「お金持ちになりたい」という回答をしている人でそうなれる人はいません。

きっぱり断言。

(とは言え、これらには基準がありませんから「いや、私はそう言っていたけどそうなった」と言われればそれまでですが。)

何故なれないか、と言えばもちろん「明確ではないから」です。

そもそも「幸せ」「自由」「お金持ち」ってどのような状態を言うのでしょうか。

それさえも自分の中に定義付け出来ていないし、言語化出来ていなければ、現実化するはずがないのです。

で、こう言うことを聞くと具体的に年収いくら稼ぐ、とか、時間とお金を自分が好きなように使えるようになるという表現をする方も必ずいらっしゃるのですが、これもまた実現しないんですよね。。。

それは何故かと言えば、根本に「」が無いから。

小義でも大義でも、それはその方の経験値や現状によって異なりますが「何故そうなりたいのか」「何のためにそれを実現したいのか」という理由が強く強くあるかどうか、なんです。(小義というのは「私」で大義が「公」のためのもの、と捉えて頂ければよろしいかと)

自分自身でも自分の家族に対してでも構いませんが、絶対にこうする、という強力な念が無ければやっぱり行動まで行き着かないんですよ、人は。

そして、小が大になればなるほど、残す結果が大きくなるのです。

扱っているプログラムの行動計画書の中には、自分の中の「義」を知るためのワークがあります。

自分で自分に「何故」を問いかけ、自分の価値観を言語化する練習です。

弊社プログラムをお持ちの皆様はぜひ改めて取り組んで欲しいです。

 

 

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