夢と犠牲と努力
たまたま見たテレビでちょっと感動したのでご紹介します。
「さんまの夢叶えたろか」という番組。
ピアノなんて触ったことのない52歳の漁師さんが、フジ子・ヘミングの「ラ・カンパネラ」を聴いて感動し、どうしても自分も弾いて見たいと思い、7年間毎日8時間の練習をし、習得したというお話でした。
楽譜も読めない方が、指に徹底的に覚えさせることによって6分間の難曲であるカンパネラを完璧に弾けるようになって、それをフジ子さんに聞いてもらいたいという夢を叶えるという番組だったのですがね、とにかく感動しました。
鍵盤に触ったこともない。楽譜も読めない。音楽なんてからきしわからない。
でも、どうしても「ラ・カンパネラ」を弾きたい、という思いが彼を一日8時間の練習をさせるように突き動かしたのです。
こういうお話を聞くと、「私はできない」「私には無理」といってスゴスゴと引き下がることの甘えというのはなんと愚かしいことなのかと痛感してしまいます。
ほとんどのことは練習したらできるようになる。これは全ての人間が持って生まれた才能です。
こうしたい、ああしたい、と思ったならばこの漁師さんではないけれど、出来るようになるまで徹底的に繰り返し練習をすることさえすれば、必ず出来るようになるのが私たちなのです。
この漁師さんも奥様(音大出身)に「そんなの絶対に無理よ」と言われたけれども、そんな声を無視して頑張ったことで最終的に、夢だったフジ子・ヘミングさんに演奏を聴いてもらうことが出来ました。
彼は仕事以外のあらゆることを犠牲にして夢を叶えました。
夢を叶えるためには犠牲が必要です。
犠牲を払ってでも叶えたいものが本当の「夢」なのです。
久しぶりに全力で叶えたいものが出来たこの時期にこの番組に出会えてよかったです。
あなたは何か犠牲にしてでも叶えたい夢はありますか?
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