数々のビジネスを成功させてきた実業家との面談でした。

起業する前はとあるスポーツの全国チャンピオンとして全日本5連覇を成し遂げた経験もある方です。

この方の教育法について部下の方にもお話を聞いたのですが、やはり成功されてる方は教育を大事に考えてます。

といっても、この社長はあーせい、こーせい、と指導するわけでは無く、ひたすら間を置いた反復によってメッセージを与え続け、本人が気付くまでじっと見守る、というスタイル。

あれをするな、これをするな、も無し。

失敗するのがわかっていても、一回はやらせてみて気付かせるという、実に忍耐強い教育をするわけなのですが、それ故に教えられる側の成長がある時急速に伸びるのです。

親子の間でも、なかなか待ってあげる事が出来ないのに、他人の、しかも大人の成長をここまで寛大に待てる方だからこそ、様々な成功をされてる訳です。

（スポーツでの）現役時代、自分自身を成長させる苦しみやジレンマをたくさん味わったからね、と言った一言が印象的でした。

人の成長にはある程度の時間と正しい指導が必要なのです、やはり。