よく見せたいとて

誰かを紹介する時に、よく「相手の良い面を先にお伝えしておく」という意味で「T-UP」しておきなさいと言ったりします。

ゴルフでTグランドから打つときに少し球をあげて打つことからきているのですが、この「TーUP」は実力がある人からすると、時として邪魔になることもあります。どのくらい素晴らしい人なのかを言葉で伝えるなのですが、伝える側の訓練が足りない場合、却って嘘くさく聞こえることがあるからです。

本当に自信のある人は飾る必要がないけど、そうでない人は飾ります。

広告も、本当に良いものは過剰である必要がないけれど、そうでない時に誇大広告ということになるわけです。

SNSがこれだけ普及され、誰もがインフルエンサーになり得ることで、嘘とホントが同時進行で浸透してしまう現象が起きている時代です。

そんな中で、結局はクライアント様、お客様の一人一人が実際にどんな利益を得られたかでその商品の寿命は決まります。

どんなに良い広告を打っても。

どんなにT-UPしても。

実際がそれほどではなければすぐにお客様は消えていきます。

自己肯定感の強い文章もほどほどに、ですね。

自戒を込めて。

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