概念を変えないと

姓名鑑定士さんっていますよね。お名前を鑑定してくれる方。

決して鑑定をオススメしたいから書いている記事ではないってことを先にお伝えします。

私が「すごい確率で言い当てる」とかなり驚いた鑑定士さんがいるのですね。

名前を見ただけで、これまでの人生に起きたことや、病歴、お金の流れ、人間関係などなど、ピタリピタリと鑑定しちゃうのです。

誕生日も言わず、質問もされずに、です。

すごく楽しかったので、そんな人がいるんだよ、と友人に伝えたところ「鑑定して欲しい〜」と割とミーハーなノリで見てもらうことになりました。

彼女が最初に聞いたのは「我が家の経済状態はどうですか?」というアバウト質問。

で、鑑定士は夫婦の名前を見て

「お二人ともしっかりと稼げる人です。特に旦那さんは仕事次第では億を稼げる才能もある名前です。ただ、貯金ができない二人なのでどれだけ稼いでもなかなか貯まらないでしょうね」

「二人ともあればあるだけ使わずにはいられないという名前なんですね。なので老後資金を貯めたいならば財産管理を誰かに頼むような形を取らないといけません」

「運は強い名前なので働き続けていればずっと入ってきますから」

と言いました。

ちなみに、本人も夫もサラリーマン(正社員)。特に夫は一流企業の管理職。それなりの給料をもらっている家族です。

すると、友人が「え!!本当に、ウチ、全然貯金できないんですよね・・・」とびっくり。

で、どうしよう、と。一生なんて働けないし、60歳で定年の後はどうしたら良いのかしら。兄が会社経営しているから頼ろうかしら。そうだ、宝くじが当たらないかしら、などと一人色々と鑑定士さんに質問をしていました。(ちなみに宝くじは当たらない名前だと言われてましたが)

この友人は以前から「お金が足りない。もっと稼ぎたい!」という事を言いつづけているのですが、それに対しての対策は全く取っていない友人なんですね。例えば、副業的な話が来ても、私には無理だ、時間がない、パソコンが使えない、等々の理由で何もしないのです。それも構わないのですが、やはり概念を変えないとどうしようもないな、と思うのです。

なぜ、60歳以降の働き口を見つける、という考え方なのか。(労働する、という以外の選択はいくらでもある時代なのに)

なぜ、すぐに自力以外の方法に逃げようとするのか。(その人がいなくなったらどうするのだ?宝くじはすごい確率でしか当たらないし)

なぜ、出来ない理由しか探せないのか。(できない理由を探しているという自覚さえない)

ここを変えていかなければ、名前がどうであれ、苦しいだろうと思うのです。

お金の悩みをいつも抱えて生きてかなきゃいけないなんて。。。

さらには、その鑑定を信じる必要もないのです。

当たる、とか、当たらない、とかも主観です。

その鑑定士の先生の言葉はどのような表現や文脈で語っているのかを客観的に判断して別の解釈に変える事だって出来るのですから。(でもそれはある程度言葉の勉強をしていないと無理かもしれない)

ずっとお金を稼ぎ続ける能力がある、という言葉にフォーカスしてどうしたらずっと収入が入るような状況を作れるのだろう、と思えたら、何かしらの道があるのですがね。

ちなみに、最終的に鑑定士さんが「年金保険的なものに入っておく、ということくらいしか私は提案ができない」ということを言ったため、私が保険会社の方を紹介したのですが、結局「今はお金がないから入れない」ということで、この件は終了。

この友人だけではなくて、こんな感じの人って多いと思います。

フラットに聞けば良いことをネガティヴに捉えてしまったり、いつでもできない理由ばかりを探したり、一から十まで他力に頼ろうとしていたり。

自覚することからですが、環境次第ではその自覚さえも出来ないものなので、しょうがないと言えばしょうがない。

結局、自分で自分の概念を変える、ということに気づき、根っからの考え方を少しづつでも変えないと、人生は変わらんなぁ、と思った出来事でした。

 

ちなみに年末ジャンボ宝くじの1等当選確率は2000万分の1だそうですよ。

 

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