芸術と哲学と

ウチの事務所の周辺はなぜかギャラリーが多いです。

芸術の街って感じでもないのですが。

で、昨日の夕方、散歩をしているとギャラリーで龍神画家・中村広乃氏の個展が開催されていました。

龍神画家という肩書きは初めて聞きましたが、龍の絵しかない、という点に興味を惹かれ鑑賞することに。

中村広乃さんは42歳の時に胃ガンで胃を全摘し、「死」を感じたことで「人生」を見直し、2013年に49歳で会社を辞めて画家として生きることを決意されたそうです。

ご興味ある方は中村さんのHPをご覧ください→中村広乃HP

どの絵にも描かれている龍ですが、どれも異なる龍。

それぞれの絵にどんなメッセージが込められているんだろうと考えながら観ることは楽しい時間です。

世の中で成功されている方々が芸術に対する造詣が深い場合が多いのは(音楽とかも)メタ認知力と言語化能力が優れているからだと思います。

どの視点でその絵を観るのか、そしてその解釈をどのような言語で表現するのか、という能力が高まれば芸術や美術への価値観も変わってきます。

継続的に視点や言語化についての訓練をしていると、ビジネスだけではなく日常の全てにおいての捉え方が変わってくるので、本当に人生が変わります。

昔は芸術はよくわからない、という一言で済ませていましたが、それで片付けてしまうのは勿体無いと思うようになった私。

時間を作ってギャラリーや美術館を巡ることにします。

ちなみに中村さんの個展は12/1 で終了しています。

 

 

 

 

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